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写真:鶴見駅バスターミナル

皆さんは日頃路線バスを利用していて、気になることや改善してもらいたいと思ったことはありませんか。

最近ではすっかり一般化したFacebookやTwitterなどのSNSで、路線バスへの不満や要望のつぶやきなどの投稿を数多く見ることがあります。路線バスを市民が支えていくにあたり、改善に向けて何らかの不満や関心を持っている人が可視化されること自体は興味深いのですが、中には感情的に不満を述べているだけであまり建設的でないものも見受けられます。一方で、こうしたほうがより良くなるといった、おおいに参考になる意見もあります。残念なのはそういった意見のほとんどがネット上の言いっぱなしで終わっているという点です。

不満や要望といったつぶやきや投稿が、最近マスコミ報道の面で参考にされたり、ネット上のユーザー同士での議論のきっかけになったりと、そこから発展しないとは言えません。しかし、どんなに有意義な意見であってもバス事業者がインターネット上の匿名の書き込みを参考にして自ら事業運営の改善を図るということは稀な事例ではないでしょうか。

また、バスを運転する乗務員に現場で意見を伝えている人を見かけますが、これでは(車内で複数の仕事をこなしている)バス乗務員が利用者から聞いた意見を管理部門に口で伝えるという不正確な『伝言ゲーム』になりかねません。回答を求めることもなく、その場での不満の言いっぱなしになりがちであまりお勧めできる方法とは言えません。

私たち利用者が、路線バスに対して改善要望や意見を持っている時は、独り言や内輪の居酒屋談義などその場限りにせず、バス事業者の公式ホームページにある意見投稿窓口やバス事業を監督する国土交通省地方運輸局の行政相談窓口へ相談する、あるいは新聞の読者投稿欄で幅広く市民に問うなど、実名で具体的に意見を述べて回答を求めてみましょう。

概ねバス事業者は真摯に回答してくれますし、なぜそのような状況になっているのかといった聞かなければ分からなかったことも回答してくれます。不満や苦情の解決に際しどのような課題があるのかを新たに知ることができるかもしれません。

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画像:横浜市市民局市民の声サイトより

横浜市では市民からの意見や要望を「市民からの提案」として受け付け、すべてに回答しています。
また「文書」又は「Eメール」で回答したものについては、市ホームページで、意見や提案の要旨と横浜市の回答(対応状況)を「市民の声」として公表しています。この「市民の声」は内容分類ごとに検索できるデータベースになっており、例えばキーワードに「路線バス」、大分類「交通・道路」、中分類「バス」を選択すると、路線バスに関して寄せられた意見と回答を確認することができます。区を選択することもできるので、路線バスの課題やどのような意見が反映されたのかが分かります。興味のあるかたは一度検索をかけてみてはいかがでしょうか。

参考リンク
横浜市市民局 「市民の声」の公表
http://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/toppage.cgi
バス各社のサイト(各社の「お問い合わせ」のリンクから各社の意見投稿窓口のサイトに行けます)
https://busportalsite.wordpress.com/2015/11/26/company-site/

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